ここ数ヶ月の同時進行の案件が、少しづつ竣工してきました。同じタイミングで進行する案件については、できる限り同じスタイルやテイストを使わずに進めていくようにしています。こちらの都合でもあるのですが、同じコンセプトや似たようなカラーリング、納まりで進めていくと、現場からの問い合わせの際に、どの案件だっか分からなくなってしまい、混乱してしまうので、話の内容で図面などの内容と頭の中のメモリがリンクできるようにしています。
とはいっても、同じ時期に進むと、デザインにおいても旬な素材やデザインがあるので、多少の似ている部分はでてきてしまいます。過去の物件を見返す際も、この時期に建築デザインをした仕事だなと自分では分かるのですが、他者が見て、同じとは思えないかもしれません。
個人的には、クライアントの要望や、計画地の要素を組み合わせて作るので、基本的に同じデザインで作れないのですが、デザイナーのスタイルを感じる建築デザインも好きですね。
普遍性と先進性のバランスの取れたデザインであることが大事。という事をいつも忘れず考えています。最近の進行物件のCGと写真です。