久しぶりに映画鑑賞してきました。映画の中の世界観に浸りつつも、インテリアや使われている小物に気が行ってしまうのは職業病として、違和感なくおよそ2時間もの間、観客を惹きつけておける技術には驚きます。映像の世界から、照明効果や空気や風の表現は、建築デザインでも応用可能ですが、局面における人・空間・音楽をガッチリ合わせるテクニックは刺激になります。これまで、その場の「音」を意識してデザインを検討することは少なかったような気もしますが、音や音楽を意識しつつ考えるのも新たな事が見えそうです。スクリーンに瞬間的に映る空間のイメージを貯めて参考にしてイメージの引き出しを増やすと、打合せでも共有できるイメージが増えますし、楽しそうです。