新プロジェクト

12月は3物件の引渡しの予定です。少し落ち着いた年末年始が過ごせるかと思っていましたが、有難い事に、今のプロジェクトの引渡し前に、きっちりと新プロジェクトが発動しました。今年は、歯科医院・ホテル・オフィス工事・マンションデザイン・サイン工事と様々な業態の建築デザインを行いました。更には竣工写真撮影まで行いましたね。来年最初のプロジェクトは、久しぶりの業態の建築デザインとなります。よくお客様に「なんでもやってますね」と言われますが、本当になんでも頼まれます。新たな事や慣れてない事を行う時の緊張感が、新たなノウハウや工夫を産む事もよくあります。こういう刺激を脳に与え続けている間は、いいのもができると思っているので、なんでも相談してもらえる事に感謝しつつ忙しい年末年始を過ごしていこうと思います。

基礎工事

11月に入ったものの、日中は20度を超える日が続き、基礎工事が進んでいる現場では、作業もはかどっているようです。通常この時期からは、コンクリートの乾く時間がすこしづつ長くなっていくので、それに伴い工期も伸びていくのですが、今年は早めに作業完了して、配管工事の打合せに入りました。同じ工程で同じ確認事項ですが、業者さんも違えば、地域も違うので、毎回新鮮なやりとりが行われます。こういった単純なようで複雑な打合せは、臨機応変な対応も必要となり、難しいこともありますが、経験豊富な現場監督さんを含め、関係者全員で「いいものを作ろう」「クライアントに喜んでもらおう」そして「びっくりさせて喜んでもらおう」とまだまだ汗をかきつつ、正確に作業すすめています。来年の完成が楽しみです。

出張先での小さな喜び

先週末より、軽井沢の方へ打合せに行きました。台風の動向も心配しつつ、揺れる飛行機に若干の恐怖を感じつつ、時間を調整しつつ、なんとか全ての打合せを完了できました。メインは既存ホテルのリニューアル工事の打合せだったので、関東で工事の取りまとめをしていただだく方に尽力していただいて、これから始まるかもしれない新たな仕事の調査なども行い、タイトなスケジュールの中、夜は旧友と会う時間も作れたりと、充実させてきました。関東では、標高の高い山あいでは紅葉も始まっており、また、雨上がりの虹を見れたりと時間に追われながらもホッコリする瞬間もありました。これから定期的に関東や沖縄に行く事になりそうですが、仕事の合間に少し余裕をもてるようしてきたいですね。

夏から秋へ

ここ数日は、天気も不安定で、朝晩は涼しくなってきました。毎年、この時期の夕方などは、なんとも言えない寂しい気分になってしまいます。夏が好きな私には、秋が来ると少々寂しくなるようです。

とはいえ、季節を感じるほどアウトドアへ出かけることもなく、事務所に引きこもり黙々と作業、そして打合わせの毎日です。10月に入ったら、紅葉でも見に出かけようと思います。

沖縄でのプロジェクト

7月の沖縄は、とにかく暑いので、外での作業は少しづつしかできないようで、ボチボチと進んでいっています。急な雨もあり、思ったように作業できないのが当たり前なので、急かす訳にもいかず、見守るしかないです。完成までまだまだかかりそうですが、気長に見守り続けようと思った7月の終わりでした。沖縄と同時に、避暑地である北軽井沢でもホテルリニューアルの計画もあり、体が気候に負けないように、気をつけながら全てのプロジェクトを進めていきます。

デンタルデザイン

2017年2月に顔合わせをさせていただいて、わずか4ヶ月の短いスパンで完成まで辿り着いた歯科医院が、無事に先日お引き渡しまで完了いたしました。とはいうものの、院長先生が明確なビジョンをお持ちだったので、打ち合わせもスムーズでデザイン作業としては、院長先生の未確定な部分をビジュアル化する事と、よりよくするためのアイデアを打ち合わせする作業がメインで助かりました。ロゴマークについても、院長の奥様がスケッチを描いていただいたものをデータ化してカラーリングの調整をして完成させました。関係者全員が当事者意識を持ち、注力できる物件は、思い入れもあり、長くオーナーやスタッフに愛されて、それが患者様に伝わるようないいクリニックになると思います。そしてそれを確信できるクリニックとなりました。

待合室

待合室

サイン

診察室

竣工写真

先日、竣工して3年経過したクリニックの竣工写真を撮影できるタイミングがあったので、行ってきました。

3年経過したとは思えないほど綺麗に使用されていて、撮影は順調にできたのですが、植栽の成長が、思っていたよりも早くこの季節だからか、スクスクと育っていました。

3年経過し、ドクターも医院のシステムをよりよくしつつ改良し、美しく保っていただいて感動しました。建物も物も大切に使ってもらえるオーナーに出会うとより一層の価値を与えられたようです。そしてそれは使う側の患者様へも伝わり、雑に扱われることはないようです。こういったクライアントに出会えることは幸せなことですね。

02外観_夜

04待合1

07診察室

 

脳内イメージ貯蓄

 久しぶりに映画鑑賞してきました。映画の中の世界観に浸りつつも、インテリアや使われている小物に気が行ってしまうのは職業病として、違和感なくおよそ2時間もの間、観客を惹きつけておける技術には驚きます。映像の世界から、照明効果や空気や風の表現は、建築デザインでも応用可能ですが、局面における人・空間・音楽をガッチリ合わせるテクニックは刺激になります。これまで、その場の「音」を意識してデザインを検討することは少なかったような気もしますが、音や音楽を意識しつつ考えるのも新たな事が見えそうです。スクリーンに瞬間的に映る空間のイメージを貯めて参考にしてイメージの引き出しを増やすと、打合せでも共有できるイメージが増えますし、楽しそうです。

2月が逃げて3月へ

 だんだんと暖かくなって参りました。2月の終盤、新規物件のスタートと引渡しが同時期に重なり、頭を整理しながら、勘違いなどをしないように慎重に過ごしつつ、月末には沖縄出張と、バタバタとしておりました。プライベートでも母校の部活のOB会などへの参加して、外で体を動かしつつ、少しは季節の移ろいを感じることができました。3月も去っていきそうなので、時間を無駄にしないように過ごしていきます。

工事は粛々と

先日よりスタートした、歯科医院の内装工事が粛々と進んでおります。スペースの限られたなかで、機能性とデザイン性の両方を損なわずに細かく調整していき、ドクターとスタッフにとっても使いやすく、患者様にとっても心地よい空間になりそうです。
あと1週間で残りの工事を完了します。完成が楽しみです。