もう10月も終りですね。一気に寒さも本格的になってきて、体調も崩し気味ですが、同時進行中の作業をまとめていて憂鬱な気分になりつつ効率良く仕事をする方法を考えています。
クリニック-9物件、マンション-2物件、住宅-2物件、保育園-1物件、オフィス-1物件。 のんびり進めている間に15物件が重なりに重なってどうしたらいいのかわからなくなってきました。
11月はほとんどの物件のプランを決定しなければならないので、風邪気味の体に喝を入れながら頑張っていきます。
もう10月も終りですね。一気に寒さも本格的になってきて、体調も崩し気味ですが、同時進行中の作業をまとめていて憂鬱な気分になりつつ効率良く仕事をする方法を考えています。
クリニック-9物件、マンション-2物件、住宅-2物件、保育園-1物件、オフィス-1物件。 のんびり進めている間に15物件が重なりに重なってどうしたらいいのかわからなくなってきました。
11月はほとんどの物件のプランを決定しなければならないので、風邪気味の体に喝を入れながら頑張っていきます。
先日、大宰府のクリニック様のリニューアル工事を無事完了し、お引き渡しいたしました。築年数も設備も老朽化していましたので、診療効率を上げたうえで、イメージも変更したいとの事で、工事の大部分は、床の下に隠れている設備配管の工事となりました。ここまでは、デザイン事務所の仕事ではないのですが、総予算から残った金額でクリニックのイメージを変える事に工夫が必要なのです。壁の仕上げや家具のなどにコンセプトカラーを使い、印象に残る様にし、少しの変更で大きな効果を得る様にしました。
工夫次第で小さな変更でも、大きな効果が出ますね。
先日、早速お礼のお手紙をいただき、狙い通りの良い影響が出ている様で、安心しました。
個人でデザイン業務を行っていると、このプランはもう少し良くなる気がするのだが、それが何なのか、答えを見つけるまでに時間がかかる事があります。
1人で頭を抱えて、なかなか答えの出ない問答をしているようです。様々なアイデアを出しては修正し、また出しては修正しを繰り返し、そして突然パッと視界が開けるような感覚と共に良いプランが出来上がります。
外部スタッフとの共同作業では、私のアイデアはA,他のスタッフのアイデアはB。それを持ち寄り擦り合わせて、新たなアイデアCが出たときの喜びは、フリーの建築デザイナーにとってはこの上ない瞬間の一つです。
先日、感受性豊かなお客様との打合せで、あれこれ悩んでいるときに、パッと悩みを解消させるアイデアが出た事がありました。アイデアという程でもないのですが、家具を探していて、なかなかしっくりくるものが無く、あるインテリアショップに立ち寄ったところ、アッと思うほど、しっくりくる家具を見つけました。これだ!そう思って購入の手続きをしていると、店員さんが「実は廃番でした」。この言葉を聞いたときのお客様の顔が忘れられません。あまりの感情の上下についていけてない時の顔です。ツライですね。こちらは、なんとかしてご満足いく家具を探そうと決めた瞬間でしたね。
お客様ともシナジーが発揮される瞬間がある事に気付いた1日。嬉しい悲しいその日、少し飲みすぎたのは言うまでもありません。
本日、宮若市で計画中の新築住宅の打合せを、お施主様と設計協力を依頼している設計事務所の方とで行いました。前回が初の提案で、修正箇所を煮詰めて今回の提案、設計事務所の方は、これはいいと自信ありのプレゼンテーション資料だったのですが、お施主様も今回の提案までに色々と考えてあったようで、簡単なプランを作ってあり、おかしな部分もこちらで調整すれば形になりそうだったので、今回のプランのいいところとミックスしてまとまりそうです。
このまま順調に進めば、来年の春には完成します。楽しみです。
日本人は昔から小さなものに愛情を感じるような傾向がある。「かわいい」という表現の対象となるものには、小さく愛らしいものが多いですね。
東南アジアのうちわを「扇子(せんす)」いしてみたり、洋傘を折たたみ傘にしてみたり、サウンドシステムをウォークマンにしてみたり、大きな木を「盆栽」にしてみたり。。iPodを好きになったり。。
なぜ、日本人が小さな物が好きなのかは、漠然とした疑問としてあり、障子や組子など、面からの抜きのデザインは日本人独特の感性である事は感じていたのですが、先日買った本に、日本の地形が、この日本独特の縮めるデザインが進んでいった要因である事が書いあり、腑に落ちたのです。
昔から日本人は、歩いて幾つもの山脈を越えて荷物を運んでいたので「いかに荷物を小さく、軽くするか」を考えて、細工をしていた民族だったようで、欧米、中央アジアなど、牛馬やラクダなどに荷物を運ばせていた民族には分かりにくい感覚のようです。細工がなくて小さくならずに運びにくいもは「不細工」、かさばり運びにくいものは「詰まらない奴」といわれていたそうです。面白いですね。広重の浮世絵を見ても皆さん荷物を背負ってますね。
大きなものを小さくして収納しやすく工夫されたものを見たときに、愛おしくなるのは、どうやら日本人独特の感覚のようですね。
本日は、建設中の歯科医院のコーディネートの提案を行いました。
クライアントである院長とも長くお付合いしてきたので、院長の好みも、こちらの進め方もお互い分かっているので、押さえる所を押さえてぴたりとはまった感じでいい感触でした。実際に表装の仕上げが始まるのはまだ先ですが、今の時点で仕上がりのイメージをCGパースと素材のサンプルで固めておくと、クライアントと自分のイメージの乖離がなくなり、安心して工事も進めていけます。
また、不足している部分も発見できるので、先手で進んでいき、精神的に楽になります。
ただ、これはいつもの事ですが、素材の種類が多く、コーディネートボードに収まりきれずに、床にサンプルを並べて、工事の担当者に大変そう。と言われました。
大変ですが、皆で協力していいものをつくりたいと思います。