今週は進行中の現場確認の多い一週間でした。野芥の新築の歯科医院での業者打合せ、山口での歯科医院の改装工事、前原の住宅のリノベーション工事確認、古賀のマンションの設計変更などなど、頭が混乱しそうなスケジュールで動いていますね。ここ1年ほどは、15物件ほど同時進行で動いているので、問い合わせなども、物件の確認して、資料を出しつつアタマを整理して対応してます。
パソコン、タブレット、スマートホンを駆使して整理整頓がんばっていきましょう。近況でした。
日本人は昔から小さなものに愛情を感じるような傾向がある。「かわいい」という表現の対象となるものには、小さく愛らしいものが多いですね。
東南アジアのうちわを「扇子(せんす)」いしてみたり、洋傘を折たたみ傘にしてみたり、サウンドシステムをウォークマンにしてみたり、大きな木を「盆栽」にしてみたり。。iPodを好きになったり。。
なぜ、日本人が小さな物が好きなのかは、漠然とした疑問としてあり、障子や組子など、面からの抜きのデザインは日本人独特の感性である事は感じていたのですが、先日買った本に、日本の地形が、この日本独特の縮めるデザインが進んでいった要因である事が書いあり、腑に落ちたのです。
昔から日本人は、歩いて幾つもの山脈を越えて荷物を運んでいたので「いかに荷物を小さく、軽くするか」を考えて、細工をしていた民族だったようで、欧米、中央アジアなど、牛馬やラクダなどに荷物を運ばせていた民族には分かりにくい感覚のようです。細工がなくて小さくならずに運びにくいもは「不細工」、かさばり運びにくいものは「詰まらない奴」といわれていたそうです。面白いですね。広重の浮世絵を見ても皆さん荷物を背負ってますね。
大きなものを小さくして収納しやすく工夫されたものを見たときに、愛おしくなるのは、どうやら日本人独特の感覚のようですね。
本日は、建設中の歯科医院のコーディネートの提案を行いました。
クライアントである院長とも長くお付合いしてきたので、院長の好みも、こちらの進め方もお互い分かっているので、押さえる所を押さえてぴたりとはまった感じでいい感触でした。実際に表装の仕上げが始まるのはまだ先ですが、今の時点で仕上がりのイメージをCGパースと素材のサンプルで固めておくと、クライアントと自分のイメージの乖離がなくなり、安心して工事も進めていけます。
また、不足している部分も発見できるので、先手で進んでいき、精神的に楽になります。
ただ、これはいつもの事ですが、素材の種類が多く、コーディネートボードに収まりきれずに、床にサンプルを並べて、工事の担当者に大変そう。と言われました。
大変ですが、皆で協力していいものをつくりたいと思います。
いつの間にか4月です。3月末から4月初めに2物件のお引渡しがありました。時間の余裕がなく、実はお引き渡しした物件の竣工写真を撮れていません。実は2月にも1件竣工したので、今年に入って3件の工事が完了しました。時間を見つけて写真撮影に行こうと思います。
そして3月末には、コンペ物件もあり、なんだか頭が混乱して記憶がぼんやりしてしまっているような。。。
コンペは、当社にご依頼いただける嬉しい結果となり、更に忙しくなりそうですが、楽しみですね。
今年は、これまでになく忙しい1年になりそうなので、協力業者さんにも助けてもらいつつよりよいものを創っていこうと思います。
お客様には、スケジュール面で無理をお願いすることもありそうですが、よろしくお願いします。
本日は、クリニックの新築工事のプレゼンテーションの提出日でした。
相変わらず、出発ギリギリまで資料作りをして、何度しても最初のプレゼンの
緊張を感じつつ、オーナーさんご家族へプレゼンテーションを行い、
こちらの想い、オーナー様の想いをそれぞれぶつけ合いながら内容をチェックしていきました。
スケジュール・予算・概要が全てタイトな物件ですが、逆に燃えてます!
本日は、2年前に完成した物件のメンテナンスのために、工事をした工務店さんとお客様を訪ねました。
夫婦二人で生活されてることもあり、とても大切に使われている様子で、嬉しくなりました。
自分がデザインをさせていただいた物件を、その意図を理解して使っていただけると、とても嬉しくなりますね。
経年により傷む部分がでてくるのは仕方のないことですが、きちんとメンテナンスをしていくと、少し手をいれるだけで新築の時と同じようになります。そしてその変化に気づくように全体を気にしていただけるようお客様と一緒に愛情を持って取り組んでいきたいですね。