リニューアル工事

 先日、日曜日の昼下がりとは思えないほど作業着姿の方々に囲まれた中、歯科医院のリニューアル工事のお引渡しを行いました。当日の作業としては早めに終わり、院長先生にも喜んでいただき無事にお引渡し終わりました。
 リニューアル工事には、いくつか種類があります。クロスや床の貼替えで印象を変える表装のみの工事する一般にプチ改装と言われる工事。部分的に間取りを変えて、給排水や空調工事なども行う部分改装工事。そして、構造部分を残して間取りを含めて全て取り替える全改装工事です。
 改装工事は、現地調査後にプランをし、予算に合わせて計画内容を調整してまとまった後に着工するのですが、着工して解体をして初めて分かる事もあるので、最初の調査で見落としがない様にしなければ、追加の費用が掛かったり、計画通りにいかなかったりと、様々な不測の事態が起こります。
 先週も2件現地調査を行いました。2人で作業したので、スムーズに調査できました。以前は、デジタルカメラに大きな巻尺を使っていた事も、スマートフォンのカメラと、レーザースケールを使って寸法もとれるようになったので、時短にもなり便利になりました。
 これから6月末までに改装が続きますので、ここからは、頭を悩ませて考えていきたいと思います。
 写真は、部分改装工事の1部です。とても煩雑ですが、このあと美装してお引き渡ししました。

近況報告

 ここ最近は、建築業界もコロナにも慣れてきたようで、仕事の依頼も通常に戻りつつあります。2月は小さな工事も含めると7件を同時進行で行っておりますので、資料の整理整頓をしつつ、混乱の無いようにしています。
 デンタルデザインの業務が多い中、ショップデザイン、住宅リノベーション、ロゴデザインなど他の形態の業務もありますので、脳内に違う刺激を与えつつ新たなアイデアを模索しています。
 今年もクライアントの方に驚きと喜びを感じてもらえる様な仕事をしなくてはならないですね。

仕事のペース配分

 今年に入り、急激に寒くなり雪が降ったり、はたまた春のような暖かい日もあったりと、調子の狂うことがあります。
 業務にていても、落ち着いて考えることができていたのですが、サボっていたわけではないのですが、急にするべき事が増えてきて、できる仕事量を超えて、すべき事が増えてきました。気ばかり焦ってなかなか進まないような気がしています。いつもこういう時は、手をつけると集中して進むので、頭で考えているよりは、早く終わるので焦らず、考えて生み出す業務と、作図など時間の読める業務をペース配分を考えつつ進めていきます。1月後半はペースアップしていきます。

明けましておめでとうございます

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。2021年も何事にも真摯に向き合い、新たな事にも挑戦しつつ、健やかに過ごしていきたいと思います。
  
 今年は、昨年に引き続きコロナ対策関連についても、新しい事が多く出てくると思うので、取り入れていくべき事は積極的に取り込んで、より良く対応してしていかなければならないですね。2020年は、突如、コロナに襲われて、あれもこれもと対策していました。1年も過ぎると、多少は付き合い方や、最低限のマナーや対策もわかってきたので、コロナが収束するまでは油断せずに過ごしていきたいと思います。

 みなさまにおかれましても、健康に気をつけ、新たな1年過をごしていただきたいと願います。よろしくお願いいたします。

2020年

 2020年は世の中の変化があまりに大きく、1年を通じて変わり続け、適応し続けて過ぎていきました。全世界を巻き込んだ、歴史的な激動の1年の中、個人的にも移動の制限や、コロナに対する対策と取り組みに振り回されました。大きな計画は、計画停止となり、細かなコロナ対策工事を多く行ったりと、通常業務では、行わない工事にも携わりつつ、建築デザインでは、クリニックデザイン、住宅リノベーション、オフィスデザイン、グラフィックデザインなどを行いました。
 2021年は、少しづつ新型コロナと付き合い方もわかってきた中で、新たな事に挑戦していきたいと考えています。
 今年最後の工事は、北九州の歯科医院の改装工事の引渡しを29日に終わらせて完了となりました。年始のプレゼンテーション資料の作成を少しでも進めつつ、来年に備えて心だけは穏やかに過ごしていきたいと思います。
 2021年もよろしくお願いいたします。

大分 出張

 今年最後の出張は、大分でした。オフィスから車で2時間と少しですが、大分道を通過中、車の外気温計が−1.5度を示すなど、波乱を感じさせる道中でしたが、実際はスムーズに打合せを終えてきました。
 今回の案件は、来年新規開業のクリニックのロゴデザインという事で、ヒアリングして、今までの実績を見ていただいて、話の中から出てくるイメージや言葉によるヒントを拾いながら、ロゴデザインに落とし込めるように考えていました。この時期、クライアントと直接お会いして意見交換するのも対面ではなかなか難しいので、最初にヒアリングした後は、メール等でのやりとりになります。
提案方法も考えて進めていかなければ、どうしても画面上で見る色の雰囲気や質感は、実物とは変わるので、意識の共有ができるように進めていかなければなりません。試行錯誤して気に入っていただけるものを提出したいと思います。

時を戻したい

 もう12月も中旬になってきました。師走は早いですね。気がつけば10日も過ぎてました。11月に入った頃から忙しくなってきた感覚はあったのですが、あっという間に時間が過ぎて、今年中に終わらせておきたい仕事が山積みになってきました。年末くらいはゆっくりとしたいと思いつつ気持ちは焦っているので、心を整えて仕事を進めていきたいと思います。

再会

 5年ほど前に、移転開業の為、新築した歯科医院の診療台の増設と交換に伴う改修の打ち合せに伺ってきました。明るく親しみやすい院長先生で、年齢も同じということもあり、以前から大変よくしていただいていたのですが、なかなかご挨拶に伺っておらず、ほぼ移転開業以来の再会となってしまいました。
 移転前からとても患者さんの多い医院様でしたが、さらにお忙しくなったようで、嬉しい悩みを多く抱えておられました。これからは、もう少し訪問して、お悩み解決のお手伝いをしていきたいですね。

 現在の歯科医院はどこも人材不足なようで、物理的な問題は私で解決の手助けをできるのですが、人材確保に関しては、業界で何か対策をしていかなければ、根本的な解決にはならないですね。そして、この人材不足の問題は、建築の世界でも顕著に現れていて、特に、重い材料を扱うタイル・土間屋さんをはじめ、技術の習得に時間の掛かる大工なども、最近は若い職人さんが少ないようなので、魅力を感じて、その職種を志す若い人材が育つ様な仕組みをつくらなければ、近い将来、どの職種もなくなってしまいます。個人的には華々しい職業よりも、人知れず役に立つ人間を格好いいと思うのですが、なかなかそういう人も少なくなってきましたね。今、私がNHKの「プロフェッショナル」を観たら泣くでしょうね。私も若者にかっこいいと思われているかは疑問ですが、私は20代の頃も今も職人さんや大工さんの仕事を見て、凄く格好いいと思いますね。

年末に向けて

 11月は、歯科医院の新規開業、歯科医院の改装工事、オフィス工事を無事に完了させました。どのプロジェクトも細部にまでこだわりを感じる良い仕上がりとなりました。今年も住宅のリフォーム工事など、あと数件の仕事が終われば終了となります。
 すでに来年の仕込みの作業を進めておりますので、いつも通りのペースで進めていきたいと思っています。最近は、竣工後にすぐに業務開始の物件が多いので、じっくりとカメラマンを入れての竣工写真を撮影できないのが残念ですが、iPhoneで撮影をしてなんとか作品として保管している状態ですが、来年からはまた竣工写真を撮りためていこうかと思う今日この頃です。

お引渡し完了

 先日、北九州市にて新規開業の歯科医院のお引き渡しを終えました。
以前も歯科医院であった建物を利用した上で改装し、新たに歯科医院を開業するプロジェクトです。特徴としては、こども歯科が中心の歯科医院となるので、子供にも親御さんにとっても居心地がよく、且つ安心感もあるようなデンタルデザインとしました。カラーリングは、パステルの淡い色合いではなく、ビタミンカラーの組み合わせとして、それぞれの色が調和の取れるバランスとしたので、どこか元気を感じるような、痛みを和らげる印象にしています。
 院長先生自身も柔らかい笑顔が特徴の素敵な先生なので、空間の雰囲気と院長の雰囲がラップするようにしています。
 痛みや悩みを持つ子供たちが、明るい顔で通院できるクリニックをなるよう期待をしつつ、これからもお付き合いいただければと思います。