オフィス環境

 ミーティングなどをするなかでの雑談で、たまにどんな環境で仕事をされてるんですか?と聞かれる事があります。弊社オフィスは少人数でコンパクトで建築材料のサンプルに埋もれて作業しています。PC作業デスク、コーディネート用作業台、ミーティングデスク、カタログ用の資料棚、物件別の資料棚、あとは複合機があれば事足ります。
実はクライアントの方を呼んで弊社で打合せができるほど綺麗にはしておりませんので、今後は事務所の改装などもできるようにしていきたいと考えてはいるのですが、もう少し頑張らないといけないですね。
今の事務所で開業して7年過ぎましたが、マイナーチェンジしかできてないのでそろそろ改装していこうかと画策してます。
とても恥ずかしいですが、一枚写真掲載します。デスク周りと使用中の道具を並べてみました。
建材というよりも、PCに囲まれてますね。

現地調査

 昨日は、山口県周南市で計画中のクリニック新装工事の現地調査に行きました。クライアントの先生、医療関係者、そして工事業者と、関係責任者の顔合わせも含めて、プロジェクトの概要としてスケジュールと工事内容の確認、既存建物の状態の確認を行い、クリニックの診療内容に合わせた工事が可能かなど、確認を行い、これから本格的にデザイン業務が始動します。
 
 事前のヒアリング、現地調査、環境調査、既存建物がある場合はその建物の調査など、デザイン業務の前に行う作業を詳細にすることで、後々の必要に迫られて行う変更等が少なくスムーズにプロジェクトが進行しますので、昨日の現地調査は大切な作業です。
 関係者の顔合わせを行うことで、全員のモチベーションも上がるので、これから、およそ半年後の完成が早くも楽しみです。

house design

 弊社の建築デザイン業務は、基本的にはクリニックデザインとコマーシャルデザインが多いのですが、1年に2〜3件程度は、住宅のデザインも行なっています。新築住宅のデザインから、既存住宅のリノベーション、マンションのリノベーションと様々な状態からのスタートします。
共通の傾向として、住宅のリノベーションの場合、住人の方の思い出の品や懐かしい物品が多数出てきます。
親から子へのリノベーションの場合、あまり物が減らず、倉庫が必要です。一方、中古住宅を購入して新たな住人が入る際は、前に住んでいた人影を感じなくなるまでに住宅内を空にして工事が始まります。そして図面がないのがほとんどです。まずは、現地調査を行い、住み手の方とのヒアリングを行い、図面を描いて、イメージパースを見ていただいて、段々と住み手の意思と作り手の意図がうまく組み合う時は快感ですね。
 そしてやはりメインは、キッチンと照明のデザインで表情が大きく変わるような気がします。家族構成、ライフスタイルも様々なので、それぞれのテイストに合ったデザインで徐々に完成して行く様子を見るのをいつも楽しみにしています。
 時々の業務ですが、新たな発見の多いハウスデザインは、クライアントも私も苦労も多いが、実りも大きい業務ですね。
 提案用のパースもキッチンを見るか、キッチンから見るアングルが多いです。奥様目線で考えた時の伝え方ということでしょうね。
 

竣工写真

 昨年11月にお引き渡しの終わったクリニックの竣工写真の撮影が先延ばしになっていたので、午後から休診のタイミングで、昼景と夜景の撮影を行ってきました。お引渡し後時間が経ってしまっているので、移動できない備品などもあるなかで、できるだけすっきり見えるように、写せないものは移動させつつ撮影してきました。

http://limit-free.com/projects/h-dental-clinic-2/

プレゼンテーション資料

 先日の店舗計画のプレゼンテーションで、時間も資料も少ない中でのイメージ提案であるため、通常であればフォトリアルなCGパースでの提案を行うところを、ざっくりとしたスケッチで提案しました。素材等の決まっている部分やわかっている部分のみをハイライトのように色をつけて、検討部分は線画のみとしたところ、クライアントの方々も理解して、通常のCGパースを決定事項としての間違い探しのような作業や、変更を言い出しづらい雰囲気がなく、ディスカッションしながらより良い方向を探し出す作業を、共有でき、いつもと違った印象のプレゼンテーションからディスカッションへのながれと、次の提案の方向性が鮮明になったようで、提案の手法としては古いですが、会議の密度は高かった印象を受けました。提案の方法や、デザインのセオリーなども、さまざまな組み合わせを的確に選択し、常に新たな発見をする事に対する喜びを感じたプレゼンテーションでした。
 
 私自身、「いつも通り」や「普通はこうする」といった言葉があまり好きではないので、常に新たな事を試しつつ、進歩していき、それを周りに伝えていきたいですね。
 よく「この方法は新しい」と思うことがあるのですが、ほとんどの場合、探すとその方法や似た方法は、誰かがやっていたりしています。本当に新たな事や方法を考えるのは難しいです。無意識でインプットしているものを、自分でアウトプットできているという事で、ネガティブにはならずに、新たな方法を考え続けたいと思います。

1月も終わります

 新年明けて、10日頃までは、十日恵比須さまへお参りに行ったり学生時代の同級生と会ったりと、普段に比べてゆっくりと過ごし、スロースタートな1年を満喫していたのですが、中旬頃から本格的に仕事の連絡が多くなり始め、気がつけばもう月末に近づいていました。例年は年末の仕事の事が頭から離れず、年始すぐに通常業務に入っていたのですが、今年は、気がつけば仕事に追われている状態に突入しております。
 通年で何度か訪れる連休も建築業界は仕事が入る事が多いので、隙間で休む1年になりそうですが、自分自身も楽しみつつ仕事に励んでいきたいと思う1月の終わりです。

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。

 昨年は、一度もブログの更新を怠っておりましたので今年は定期的に更新したいと新年早々、反省してます。相変わらず忙しくさせていただき、クリニックデザイン・宿泊施設デザイン・店舗デザイン・住宅リフォーム・飲食店デザインなど、業種に関わらず多くの経験を積む事のできた良い1年でした。

 本年もより良い1年となるよう新たな事にチャレンジしつつ、これまでの経験を活かし、クライアントの方々に喜んでいただけるよう突き進んでいきたいと思います。

 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

竣工物件の撮影

今年に入り、6物件の引渡しが無事に終わり、竣工物件の撮影を行いたいのですが時間が取れずできてないです。実は竣工写真は、カメラマンにお願いせずに、自分のカメラで撮影を行っているのですが、今年はまだ一度も撮影を行っていません。自分のデザインした物件ではないですが、知合いの工事業者さんにお願いされて、竣工写真の撮影だけ行ったりもしましたが。。。今年は業態も、クリニック・住宅・整骨院・ホテル・ゲストハウス・物販店舗・飲食店と多岐に渡りそうなので、竣工写真の撮影を行い、記録しておきたいと思っているのですが、どこまでできるか自分の時間との戦いになりそうです。竣工写真は昼夜の2パターンの撮影が必要で、丸1日かかるので、時間を見つけて何度かに分けて撮影する事も考えてみようかと思います。とりあえず最近のスマホ撮影の竣工写真を載せてみます。スマホも性能が上がって案外よく撮れますね。

完成間近

1月末から2月にかけては、歯科医院の新築物件、ゲストハウスの新築物件、整骨院の移転開業と異業種の案件の引渡しが控えており、最終仕上げに関する調整や、残っている工事内容の詰めの作業ともれなく完了するための打合せが続いております。図面やイメージの確定などの作業などは、クライアントの方もワクワクしてあるのですが、完工間近の打合せについては、流れるように進む案件と、あれもこれもと、最後まであたふたする案件とに分かれていく事が多いですね。案件自体の業態よるところも多分にありますし、どちらのパターンも満足度に差が出るわけではないのですが、いわゆる”やりきった感”は、最後まで色々していた方に軍配が上がりそうですね。後々、業者などもあの物件は大変だった〜と言ってたりしてますね。経験値を積み重ねても新しい発見のあるこの仕事を楽しみつつ、良いものを作り続けていきたいですね。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。元旦より好天がつづき、さらに大きな満月にも恵まれ、幸先のよい年明けを迎えることができました。

本年も関わるプロジェクトに誠心誠意向き合い、クライアントの方々に喜んでいただけるよう1年を通じて、進んでいきたいと思います。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

なお、新年早々、大阪へ向かいます。帰りは1月6日となりますので、1月7日より福岡での業務はスタートいたします。