オフィス工事

 前回ブログのオフィス工事も順調に進み、壁の仕上工事まで終わり、残りの工程は、床の仕上工事、電気工事、照明器具取付と、家具の設置です。同じフロアでは通常業務をされているので、音、匂いでご迷惑にならないように粛々と進めています。私は今週に控えている家具の組立てを行う予定です。いつもの事ですが、家具の組み立てが終わる頃にはヘロヘロになっています。
 今週から、他の物件も続々と着工の予定なので、これから9月末までは忙しくなりそうです。5物件を同時にデザイン監理を行うので、頭が混乱しないようにしないといけないですね。
 下の写真は、オフィス工事の1枚です。床屋さんがここにこう貼っていきますと言っています。あえて鉄管を塗装して露出配管にしている電気配線も少しアトリエ感があっていいアクセントになってます。

オフィス工事

 はやくも今年も半分が終わってしまいました。世の中の状況としては新型コロナウイルスの拡散という事で歴史に残る1年となり、市民生活にも大きな影響が出て、まだまだ油断できません。
 そんな中でも、工事の計画、現場のデザイン監理などは粛々と進めていかねばなりません。季節も例年同様、梅雨に入り屋外での作業の予定など調整が必要になっていきます。現在はオフィス工事の着工と住宅のリフォーム工事の手配などでばたばたとしております。本格的に暑くなって、熱中症なども気になる所ですが、密を避けて、安全第一で工事をお願いして無事にお引き渡しできるように進めていきます。
 下の写真は進行中のオフィス工事の1枚です。解体してコンクリートの壁が綺麗だった際は、打ちっぱなしで進めようかとも思いましたが、解体してみると、監獄のようになってしまったので、壁も美しく仕上げて、最新のオフィス環境にしたいと思います。

ショールーム見学

 本日、リフォーム計画中のご夫婦と商品確認と仕様検討の為、ショールーム見学に同行しました。ショールームでの打合せは、フロアを歩き回り、材料を確認し、導入予定の商品、もしくはそれに近い商品に触れて実際の使い心地を確認していただく作業になります。ご夫婦で商品を前に一緒に完成後の生活をイメージし、話合われている光景はなんともいえないですね。すごくワクワクされているのが伝わってきました。
イメージ以上の印象になるように、こちらも知恵を絞って進めていきたいと思います。

リモートワークについて

 ここ数ヶ月は、リモート会議も増えてきて、リモートで済む会議やリモートの方が無駄なくできる内容の会議も多くあることに気付きました。基本的には数字的な用件を伝えることがメインの会議などは、画面を共有しながら行えば十分で、会議への移動の時間などを考えればとても便利ですね。
 デザインの内容についてや、色、素材感などはやはり画面なので、サンプルを画面で見せても伝わらないので、どうしても対面での打合せが必要です。
これから先はARなどの共有をできる様にして、フォルムの確認まではリモートで行い、仕上げの確認だけを対面で打合せするなど、業務の進め方も考えつつ、新たな方法でより効率よく進めていけるよう、考えていきたいです。こういったことは、今の時期でしかできないことなので、何かポジティブな事につなげていきたいと思います。

初夏の空気

 今年は、新年早々からコロナの影響で世の中に明るい状況ではないのですが、季節は例年通り過ぎていき、5月も今日で終わり、これからは梅雨そして夏へと向かって行っています。
 まだ、朝晩は寒さを感じることもありますが、確実に暑い季節へ向かっていっているので、気分は少し開放的になっているような気がします。まだまだ、コロナ対策に関しては油断のできない時期ですが、ふとしたときに初夏の空気を感じて空を見上げたりするのも気分転換にいいです。私もオフィスに籠もらず、パソコンを持ち出して少し環境を変えてみようかと思ったりしています。

プロジェクトエリアについて

 プロジェクトエリアについては、自分で決めているわけではないのですが、なぜかよく、1つのプロジェクトが始まると、近くで新たな案件の話が出てきます。
 現在も先週オープンしたプロジェクトのすぐ近所での新たなプロジェクトが進み始めるという事になっています。この2つのプロジェクトが始まるまでは行くことの少なかったエリアにここ1年ほど通い詰めて、だんだんと土地勘、エリア情報などにも詳しくなってきています。
 現在は、さらに山口県西部のリニューアル案件も進んでいきますので、年末までは、北九州〜山口県西部までを頻繁に動く事になりそうです。
 コロナの影響で、まだまだ自由に公共機関をつかった移動ができない事も多いので、安全運転で移動したいと思います。

デンタルリニューアル完了

 本日、福津市にある歯科医院のリニューアル工事が完了し、お引渡しいたしました。創業60年という老舗の歯科医院で3代目になるドクターへの継承に伴うリニューアル工事でした。
 長年に渡り改装工事をされていなかった為、床、壁、天井共に下地からのリニューアル計画となり、通常よりも工期もかかりましたが、その甲斐あって、リニューアル後は空気まで変わったように激変いたしました。先生方にもとても喜んでいただいて、安心いたしました。
 歯科医院のリノベーション工事は、「これまでもこれからも」が大切で、今まで来院された患者様と、新たに診察に来る患者様の両方迎え入れることのできる空間づくりと、これから先のブランディング計画も含めてのビジョンをどこまで共有できるかが、プロジェクト成功へのカギとなります。コミュニケーションや関係業者さんとの連携を密に取る事を重視し、機能をデザイン、人の動きをデザイン、診療スタイルをデザインしていくよう努力してこれからもお付き合いさせていただきたいと思います。
 コミュニケーションツールのひとつとして、打ち合わせの際には、図面だけでなく、CGシミュレーションを行います。最近のCGは、非常に精度が高く、完成のイメージをほぼそのまま表現できていると思います。特に実写との合成写真などでは、竣工写真と同じに見えます。
 CGパース、模型、仕上げ素材のサンプルなど、イメージを共有するために様々な手段を使い、ギャップのできないようにしていくこと大切になります。
 先日、VRシミュレーションのサンプルも試す機会があったのですが、想像以上のクオリティで今後のツールなる予感がしました。IT関連技術の進歩は建築の世界においても、スピードが速いので、自分自身がおいて行かれないように、そして有効活用していきたいと思います。

工事現場の状況

 ここ数日、日中の気温がグンと上がってきて、現場作業の職人さん達もマスクでの作業がなかなかつらくなっているようです。しかし、このご時世なので、マスクなしでは現場に入れないので、無理しない程度に作業してもらいつつ、もうひと頑張りしてもらいます。
 進行中の福間の歯科医院のリニューアルもあと1週間程度で完工、お引き渡しとなりますので、最終段階に入っていますが、今のところ工事、人員共に無事に進んでいます。
 残る工事は、外壁の工事やサイン工事など外部の工事がメインとなりますので、天候が崩れないように祈っています。
 クライアントの院長先生からも、完成前ですが、リニューアル前からの変貌ぶりに驚きを感じていただき、楽しみにされているそうなので、引き続き見守っていきたいと思います。
 この案件は、リニューアル前後の変化の大きなプロジェクトになりますので、リニューアル後の既存の患者様の反応も楽しみです。

現場打合せ

 本日、工事進行中の現場での進捗チェックと現地打合せを行いました。
図面に記載されている指示が現場に伝わり、指示通りの施工がなされているかのチェックと、現場サイドからの質疑を一緒に行うので、私と現場監督と各業者の担当者とで現場で打合せを行います。
 このご時世なので、マスクを付けてそれぞれの質疑応答を行います。マスク越しでも順調に進んでいることがわかり安心しています。
 今回の物件は、工事の最初の頃は何が出てくるかわからない案件でしたが、本日の打合せでは、不明な点も少なく、関係各社安心しています。この調子で進行できれば無事にお引き渡しできそうな雰囲気なので、ゴルデンウィーク明けまでの工事を気を緩めずに進めていきます。
 完成した後には、竣工写真の撮影も行います。楽しみです。

ブランディングについて

 現在、開業60年の歴史ある地域に根ざした歯科医院の改装工事中ですが、このクリニックは、これまでロゴマークや医院名の文字や、クリニックのイメージカラーがなく、患者様へのブランドイメージが弱い印象でした。

 今回のリニューアルにより、ブランド強化のため、新たにロゴマークの作成、統一された文字の医院名、クリニックカラーを作成し、リニューアル前に、ダイレクトメールや診察券など、患者様の目に触れる部分、手に触れるツールについてもトータルでデザインを行いました。
 医院全体のイメージに関わるものなので、ロゴマークやツールは、医院関係者の皆さんにも喜んで使っていただけるようなデザインとしています。
 そしてこれまでの歴史を壊すことなく引継ぐ印象も感じるようなデザインとしました。
 建築デザインの最初に考えるコンセプトを、外観・インテリアデザイン、そしてロゴマークなどのツールにまでトータルで行うことで、患者様への記憶に刷り込まれ、より密接な関係と、診療コンセプトをより伝わりやすくできるものと考えています。
 建築デザイン的な部分に付随して、ツール関係までトータルでデザインする事により、より完成度の高い案件になります。