house design

 弊社の建築デザイン業務は、基本的にはクリニックデザインとコマーシャルデザインが多いのですが、1年に2〜3件程度は、住宅のデザインも行なっています。新築住宅のデザインから、既存住宅のリノベーション、マンションのリノベーションと様々な状態からのスタートします。
共通の傾向として、住宅のリノベーションの場合、住人の方の思い出の品や懐かしい物品が多数出てきます。
親から子へのリノベーションの場合、あまり物が減らず、倉庫が必要です。一方、中古住宅を購入して新たな住人が入る際は、前に住んでいた人影を感じなくなるまでに住宅内を空にして工事が始まります。そして図面がないのがほとんどです。まずは、現地調査を行い、住み手の方とのヒアリングを行い、図面を描いて、イメージパースを見ていただいて、段々と住み手の意思と作り手の意図がうまく組み合う時は快感ですね。
 そしてやはりメインは、キッチンと照明のデザインで表情が大きく変わるような気がします。家族構成、ライフスタイルも様々なので、それぞれのテイストに合ったデザインで徐々に完成して行く様子を見るのをいつも楽しみにしています。
 時々の業務ですが、新たな発見の多いハウスデザインは、クライアントも私も苦労も多いが、実りも大きい業務ですね。
 提案用のパースもキッチンを見るか、キッチンから見るアングルが多いです。奥様目線で考えた時の伝え方ということでしょうね。
 

竣工写真

 昨年11月にお引き渡しの終わったクリニックの竣工写真の撮影が先延ばしになっていたので、午後から休診のタイミングで、昼景と夜景の撮影を行ってきました。お引渡し後時間が経ってしまっているので、移動できない備品などもあるなかで、できるだけすっきり見えるように、写せないものは移動させつつ撮影してきました。

http://limit-free.com/projects/h-dental-clinic-2/

プレゼンテーション資料

 先日の店舗計画のプレゼンテーションで、時間も資料も少ない中でのイメージ提案であるため、通常であればフォトリアルなCGパースでの提案を行うところを、ざっくりとしたスケッチで提案しました。素材等の決まっている部分やわかっている部分のみをハイライトのように色をつけて、検討部分は線画のみとしたところ、クライアントの方々も理解して、通常のCGパースを決定事項としての間違い探しのような作業や、変更を言い出しづらい雰囲気がなく、ディスカッションしながらより良い方向を探し出す作業を、共有でき、いつもと違った印象のプレゼンテーションからディスカッションへのながれと、次の提案の方向性が鮮明になったようで、提案の手法としては古いですが、会議の密度は高かった印象を受けました。提案の方法や、デザインのセオリーなども、さまざまな組み合わせを的確に選択し、常に新たな発見をする事に対する喜びを感じたプレゼンテーションでした。
 
 私自身、「いつも通り」や「普通はこうする」といった言葉があまり好きではないので、常に新たな事を試しつつ、進歩していき、それを周りに伝えていきたいですね。
 よく「この方法は新しい」と思うことがあるのですが、ほとんどの場合、探すとその方法や似た方法は、誰かがやっていたりしています。本当に新たな事や方法を考えるのは難しいです。無意識でインプットしているものを、自分でアウトプットできているという事で、ネガティブにはならずに、新たな方法を考え続けたいと思います。